安定化電源の交換

固定運用の電源は、ダイヤモンド社の【QZV4000】を使っていました。
もともとは JA4TUJ 固定運用で使っていたものですが、こちらの JK1BGV を開局するにあたり転用しました。
と言うのが、、、この電源は、ファンが電源スイッチを入れたと同時に回転し、その後も常時回転している機種なので、特に CW の微弱信号を聞くときなど、運用中どうしても回転音が機になることがあります。

1 エリアでの固定運用は、運用自体に常時イヤホンを使っているため、この回転音があまり気になりませんでした。
最近、この安定化電源が不調?になり、起動時に電源スイッチ(波動スイッチ)を ON 側に倒してもすぐに戻ったり、逆に電源を切るときに、OFF にしても ON 側に戻ってしまうという症状が発生していました。
何度か繰り返しながら、ON にしたり OFF にして使っていたのですが、さすがに電源を扱うものですから、安心して使えるよう新しいものと交換しました。

安定化電源と言えば、やはり【アルインコ】【ダイヤモンド】ですが、今回はネットで検索して現れた【SKY TOPPOWER】社の【STP1330】というものを購入しました。
価格と大きさで決めました。
中華製ですから、少し不安もあったのですが、通常は 20 ~ 30 Wでの運用が主体で、10A 程度の電流が確保できれば問題ない運用ですので、試しにという気持ちも重ねて購入しました。

届いたものを開封し、早速設置してみました。

確かに軽くて小さなコンパクトタイプです。Max.30A の仕様ですから、運用にはじゅうぶんそうです。電源を入れてリグの電源も入れて、まずは受信状況を確認しました。特にノイズも出ていないようです。ファンは最初は回っていなく、出力で温度が上昇したときに回転するようです。当面は、これで使って様子をみることにします。

ちなみに【QZV4000】の方ですが、想定するに問題は「ON/OFF の波動スイッチ」自体のスプリングなのか、ロック機構が悪いと思われるので、自身でこれを交換してみることにしました。

秋葉原で代替品を購入して、スイッチ部分だけ交換しました。
【QZV4000】のケースを開けて中を見ると、、、さすが日本品質!と驚くような部品数と丁寧な配線で仕上げられていました。確かにこの製品なら高い?価格も納得できます。

問題の波動スイッチは、ファストン端子で接続しパネルに取り付けられているだけですので、簡単に新しいスイッチと交換、接続できました。

新しいスイッチは、ネオン球付きのものでしたので、電源を入れると緑色の明かりがつきます。これまでは黒色に文字が表記されているだけでしたから、急にカラフルな存在かを出した感じです。特に意図したわけではなかったのですが、本体のLEDも緑色なので、なんとなく同期しているようです。

当面はこちらを使うことはないと思いますが、予備として保管しておきます。
※信用していないわけではないのですが、、、新しく購入した安定化電源に、もし不具合など出たらこちらに戻すつもりです。

大量の「つまみ」

まず最初に、
「つまみ」と言っても、食べる「つまみ」ではありません。

工作に必要な物があり、八潮の秋月電子に行ってきました。
久しく足を運んでいませんでした。
必要な部品はすぐに見つかったのですが、せっかく来たのだからと、店の中を一回りしていると...
何やら面白そうなものが目に入ってきました。


「カラーつまみ つめほーだい」1ふくろ 300円です。
ちなみに、この「カラーつまみ」を販売しているショーケースに見に行くと、定価は【40円】となっていました。
何が違う(訳あり?)かわかりませんが、とりあえず 10 個ほど袋に入ればじゅうぶん元がとれる計算になります。
ふたたび、つめほーだいコーナーに戻って袋を見ると、10 個以上は余裕で入りそうです。
本当に必要か?と自問自答しながら、300円という価格に負けて?購入することにしました。台の中に備え付けられている、「おたま」「ミニスコップ」のようなものを使って、袋に入るだけ入れてチャックをしました。
※必ずチャックが閉まる状態にしてください!という注意書きがありますので。


家に戻り、さっそく袋を開けて中から大量の「カラーつまみ」を出してみました。
無作為にすくって詰めましたから、偏りはあるものの 7 種類の「カラーつまみ」が入っていました。合計で 56 個ありました。


定価で買えば、2,000 円以上になることになります。
確かに得をしたことには間違いないのですが、果たして本当にそうなのか...???
この「カラーつまみ」をこの先、すべて使うような工作をすることがあるか???
想定するに、これまで経験から考えても、
間違いなく、50 個以上の「つまみ」を絶対に使うことはないと思います。

とは言っても、何があるかわかりませんから、何かのときのために大切に部品箱に保管しておきます。
※そう言って、またジャンク部品のストックが増えるだけなのですが...

自転車での事故

昨夜、車を運転していたら突然、車道に人影が見えました。
市街地で、街灯はありましたが、ちょうどお店が途切れたあたりで周りは薄暗い状況でした。
ん...???と思い、車を減速して停車しました。

何か事故が起きたのか...片側車線に人が倒れていて、その人を救護しながら、複数の人が走っている車に注意を促していました。


周りに電話をかけている人もいて、緊急車両の手配もしているようでしたから、問題は発生したばかりなんだと思います。
何か私も対応が必要か...と考えたのですが、ここに車を停車させても逆に交通の妨げになって迷惑のようにも思えましたので、そのまま通り過ぎてしまいました。

倒れている人は男性でした。
大事なければ良いのですが、前回の投稿のときも書いたように、やはり自転車を運転するときは、ヘルメットの着用は必須かもしれません。

消えた歩道橋

ここ数年、いやほぼ記憶にないくらい歩道橋を使ったことがありません。
横断歩道が無く、どうしても歩道橋を使わないといけない所は仕方ありませんが。

近所にある歩道橋が、先日撤去されました。
そこにあることが普通だった光景が、突然変わったことに違和感を感じながら、空が広く見えることになんとなく落ち着くことも確かです。
※全く余談ですが...
道路標示に「新宿郵便局前」とありますが、「新宿」は「にいじゅく」と読みます。私も昔、引っ越してきた当初は「しんじゅく」と思ったのですが...

実はこの場所で、先月テレビのインタビューを受けました。
日本テレビの「ニュースエブリ」です。
全国各地で、撤去される歩道橋が増えているようで、その現状、賛否などを取材していたようです。たまたま、自転車で信号待ちをしていたら、取材の人が近寄ってきて質問されました。

私自身は、歩道橋を利用していないこと、古くなって劣化が激しいこと、高齢?となり階段の上り下りが厳しいこと、などなど基本的には「歩道橋は必要ない派」として意見を話しました。
話した内容は後日、テレビで編集されて放送されました。必要ない趣旨の意見はほとんどカットされていて、道が狭くなっているところだけ採用?されていました。
以下がそのときの放送内容です。※最後の最後に少しだけ登場します※

昨年からヘルメットの着用が努力義務となっていますが、このときは着用していませんでした。せっかく放送されるなら着用していたほうが良かったのですが、、、
撤去された歩道橋の支柱後は、歩道部分として利用できるよう作業が行われていました。
ここは国道6号線(水戸街道)で片側2車線なのですが、朝夕のラッシュ時は大変な渋滞になります。片側3車線化の計画もあると聞いています。そういう状況の中では歩道橋の撤去も必然性を感じます。

国道の幅がさらに拡大すると、生活道路としてここを横断するときの課題は残ることになります。
横断歩道での歩行者の痛ましい交通事故のニュースを聞くことがあります。高齢化、バリアフリーなどの観点からも歩道橋は賛成できませんが、やはり最大限の安全が確保される方法は代替手段として確立される必要です。

ペアQSL

新しい QSL カードを作成しました。

JA4TUJ と JK1BGV 二つのコールサインを併記したカードにしました。
これまでは、それぞれのコールサインで別のものを発行していました。カードの片側の面に、JA4TUJ で発行するときは ” JK1BGV も運用しています”、JK1BGV で発行するときは ” JA4TUJ も運用しています” と印刷していたのですが、今回はデザイン面にも併記してさらに理解を深めて?いただくことにしました。

JARL 経由の QS Lカードは、当局からのみ発行させていただきます。
誠に恐縮ですが、当局 ( JA4TUJ , JK1BGV とも) への紙 QSL カードの発行は不要ですので、どうかご理解をお願いいたします。
※道の駅での運用におかれましても、スタンプ押印カードは不要です。
こちらから CQ を出すときは、必ず ” QSL 1WAY ” を送信しており、紙QSLカードには「当局への紙 QSL カードは発行不要です」と記述しています。この効果も加わり、最近では到着するカード数はかなり減少してきました。
ただ、CW 運用がほとんどの状況ですので、なかなか CW 交信の中で事情を説明して理解していただくのは難しいものがあります。

勝手なお願いとは承知しているのですが、いろいろ個人的な事情があり、紙 QSL カードの受領、保管、管理が困難になっています。
HamLog の h-QSL ( E-mailQSL ) を基本にさせていただいていますので、どうかご理解のうえ当局への紙 QSL カード発行は控えていただきますよう、重ねてお願いいたします。

LoTW , eQSL , ClubLog にも登録していますが、LoTW , ClubLog は DX 交信のみアップしています。eQSL につきましては、リクエストがありましたらログをアップしますので、H.P の問い合わせ頁か、@jarl.com でメールをいただければ対応します。

TRIOロゴ

ビッグサイトで行われた「ハムフェア」に行ってきました。
ずいぶん久しぶりになると思います。前回はいつだったか???
定かに思い出せません...なんだか認知機能の衰えもあるのかもしれません。

8月19日 土曜日のお昼過ぎに会場に入りました。
南ホールなので、ビッグサイト入り口から右側方向に歩く歩道に乗って進みました。
通路の脇には、会場から出てきたと思われる人たちが、お昼の休憩?でしょうか、ハンディ機を持ちながらくつろぐ姿が多く見られます。

会場に入っての感想は...久しぶりのせいもありますが、何か少し寂しいような...決して入場者が少ないわけではないのですが...よくわからない違和感を感じました。

YAESU、ICOM、KENWOODの無線機メーカブースには、きれいな無線機が数多く展示されています。
個人的に目をひかれたのは、KENWOODブースに展示されていた【TS-990】でした。発売10周年記念ということで【TRIO】のロゴが打たれています。
斬新なデザインと最新機能の無線機に懐かしい昭和のロゴが絶妙なマッチングです。
もし許されるなら、使いたい無線機の筆頭候補ですが、いかんせん予算が許容範囲を完全にオーバしています。それと、大きさと重さも所有限界を超えています。

ビッグサイトでは、他のイベントも開催されていて夏休みでもあり多くの親子連れ、若い人達で賑わっていました。
この「ハムフェア」南展示コーナーは、なんと言うか...自分も高齢者?の一員ですから敢えて言わせてもらうと、昭和の香りというか老人クラブの集まりのような、昔の懐かしい雰囲気が漂う不思議な空間でした。
今年のハムフェア「さあ行こう!アマチュア無線の新時代」このテーマのように、本当の新しい時代が訪れるのはいつでしょうか?
無線を始めて50年が過ぎましたが「温故知新」のことわざを期待したいと思います。

FT8のQSLカード

先日、YouTubeのライブ配信を見ていたら、ちょっと気になる意見が聞こえてきました。

JARLの現状、今後の課題について話し合われている討論会?の配信でした。
その中の一つの課題「QSLカードの転送」の中で、壇上のあるパネラーの方が、会場の人に「この中でFT8をされている人はいらっしゃいますか?」→あまり手をあげる人がいないようで...
「まだFT8をやったことがない人はいらっしゃいますか?」→数名の人が挙手したようで...
「はい、FT8はやらないでください!」と断言?されました。

議題が、増加するQSL転送枚数、転送にかかる経費、会員に転送されるまでの長い月日などの課題でした。FT8の交信によるQSLカード増加が、問題の一つの要因として考えられることは確かです。
ちなみに、私自身も個人的にFT8の運用を封印した時期がありました。やはり手元に届くQSLカードが一気に増加したためです。その流れからも、FT8の運用を制限することでQSLカードの単相枚数が減少することは、個人的にも理解、実感しています。

ただ、、、これを他の人に勧めるのはいかがでしょう???、、、少なくとも実際に実践したことがある者が聞いても、何か違和感を感じました。

FT8の運用自体は、小さい出力で簡単に交信できる手軽な運用手段として秀逸なモードだと思っています。確かに始めた当初は、これが交信なんだろうか? PCと無線機が勝手に交信しているだけでは? これで楽しいのか? など、いろいろ自問自答しながら運用していました。

JK1BGV を開局して、ちょうど 3年が経過しました。以前も紹介したとおり、コロナの緊急事態宣言対策?として、JA4TUJ の 1エリア運用のため開局したものですから、ほとんど固定のみでアクティブな運用ではありません。それでも、2023年 6月末時点で、8,644 QSOを数えています。全体のモード別の交信数を確認してみました。

比率的には、やはり CW が 68% を占めています。FT8 は 30% でした。他のモードもありますが、CW と FT8 二つのモードがほとんどの交信を占めていました。

東京(葛飾区)の運用環境は、集合住宅の8階でベランダに取り付けた約 3m ほどのアルミエレメントを ATU で整合させているだけですので、とても満足できるものではありません。特に CW 運用時は、よほどコンディションが良い時以外は、ノイズまみれの信号をなんとか聞き取っているような状態です。
逆にこのようなコンディションでも、FT8 であれば無線機と PC が勝手に?正確に送受信してくれます。都市部の劣悪な環境では FT8 のおかげで交信できることに感謝さえしています。

ただ、やはり問題は QSLカードの増加で、前述のパネラーの方の意見には同感できることは確かです。
最近は、FT8 の封印?は解禁しているのですが、CQ は出さず、HAMLOG の【JT-Get’s】機能を使って「h-QSLユーザ」を確認してその局をコールするようにしています。
ただし、これも FT8 独特の宿命なのか、交信後にすぐ別の局から呼ばれます。呼ばれたらやはり応答しますので、結局は紙 QSL カードの発行をせざるを得ない状況です。
CW 運用時も同じですが、こちらが呼ばれたときは紙 QSL カードには「 QSL:1WAY 」を明記していますが、このカードが相手局に届くのは 1年後?ですから結局はあまり意味のないお知らせになってしまっている感じです。

e-QSL、LoTW もアカウントは持っているのですが、個人的なポリシー?で、どちらも DX 交信だけアップしています。
仮に、JARL が何か電子的な証明手段、システム等を用意してくれていれば、迷わずそちらを使っていると思います。あるいは LoTW の運用を JARL も共同で運用してるのなら、会員として遠慮なく使っていると思います。
ちなみに、個人的には【JA4TUJ】で ARRL の会員になっていました。※現在は期限が切れていますが...
LoTW で DXCC も申請させてもらいましたので、使っている以上はせめてその使用料として ARRL 会費は納めておきたかったという趣旨でした。

話は長くなってしまいましたが、FT8 の運用を制限することなく、本来のQSL カードの課題は解決するべき必要があると考えています。
個人的な紙 QSL カードのポリシーはあらためて別の機会に書かせてもらいます。

ストレージの増設

昨年購入して使用しているミニPC「MINIS FORUM UM-480」のストレージを増設しました。

ものもと512GBのSSDが装備されていて、購入時はこれで充分と思っていました。ところが、i-PHONE のデータをバックアップして欲しいという家族(娘)からの依頼があり、およそ200GBほどのデータを保存することになりました。
いったん外付けのSSDに保存したのですが、いろいろアクセスしていると、どうも処理が遅く感じることがあり、今後2次加工などすることも考えると、やはりPC本体にも残しておこうとなりました。
そうなると、512GBの容量では心許なくなり、この際ストレージを増設することにしました。

このUM-480は、最初からSSD/HDDの増設を考慮して出荷されていて、PC本体のマザーボードとS-ATAドライブの接続コードも添付されています。ただ、このケーブルが細く、見た目にも頼りなく?感じられるため、さすがにHDDの接続はいかがなものか...と思っていました。
手元に2.5インチのHDDの予備はあったのですが、今回はSSDを新たに購入してPCに増設しました。購入したSSDは、シリコンパワー社の512GBサイズです。他社の廉価なSSDもあったのですが、過去に使用実績もあり問題なく使用できている同社製品を選定しました。

まずは、PCの裏蓋を外すところから作業が始まります。


この裏蓋を外すのがちょっと難解?で、最初はどこにネジがあるのかわかりませんでした。

ネットでいろいろ調べたところ、裏蓋の四隅にあるということで2カ所はゴム足を剥がして見つけることができました。となると、残りの2カ所は...シールのようなゴムラバーをはがすと出てきました。いずれも直接ネジ穴を見ることができなく、ある意味、外観を考慮した設計になっているのかもしれません。

ネジを外し、細いマイナスドライバを隙間に差し込み、傷つけないようゆっくりと裏蓋を外します。

ケースの中には小さなマザーボードにぎっしり部品が詰まっていて、なかなか見応えがあります。メモリは 8GB × 2 枚が上下に重なっています。SSD は M.2インタフェースのものでした。

増設するSSDは、裏蓋に直接取り付けます。
付属しているケーブルをまずSSDに差し込み、PCの基盤側にも接続します、これが少々手こずりました。と言うのが、接続端子が小さく、ケーブルも細く、老眼の私にとっては手元がほとんど見えていない状態で差し込む作業になります。若い人なら何の問題もない作業ですが、年齢を重ねると、こういう作業が困難になることが身に染みます。

ケーブルを接続し、裏蓋を元に戻し、さらにネジ止めしたらハード作業は完了です。

キーボード、マウス、デイスプレイを接続しPCの動作を確認します。
今回、新しいSSDは初期化、フォーマットせず取り付けましたので、このままではPCが未だディスクを認識してくれません。


ディスクの初期化、フォーマットについてはネットのいろいろなH.Pで紹介されていますので、ここでは省略させてもらいます。

C:ドライブとD:ドライブ合計で、約1TBの容量になりました。
これで、このPCは当分ストレージ容量を気にすることなく使用できそうです。