QSLカードの発行

QSLカードの在庫がなくなり、新しいデザインのカードを作成しました。
今回もデザイン面は【JA4TUJ】と兼用です。

HAMLOG h-QSL を使用している局が増え、紙QSLカードの発行がずいぶん少なくなって助かっています。
決して、紙カードを否定しているわけではありませんが、選択肢として h-QSL が使用できることは大きなメリットになっています。

今回は、9 月末までの交信分を印刷しました。約 60 枚でした。
【JA4TUJ】分とあわせて JARL に発送します。届きましたら確認をお願いします。

JK1BGV宛(JA4TUJも含め)の紙QSLカードは発行不要です。
★ 紙QSLカードは、当局から 1WAY で発行します。
★ 不備、未着などは【問合せ】頁、または jarl.com でご連絡ください。
★ 道の駅運用交信分も不要ですので、どうぞよろしくお願いします。

ペアQSL

新しい QSL カードを作成しました。

JA4TUJ と JK1BGV 二つのコールサインを併記したカードにしました。
これまでは、それぞれのコールサインで別のものを発行していました。カードの片側の面に、JA4TUJ で発行するときは ” JK1BGV も運用しています”、JK1BGV で発行するときは ” JA4TUJ も運用しています” と印刷していたのですが、今回はデザイン面にも併記してさらに理解を深めて?いただくことにしました。

JARL 経由の QS Lカードは、当局からのみ発行させていただきます。
誠に恐縮ですが、当局 ( JA4TUJ , JK1BGV とも) への紙 QSL カードの発行は不要ですので、どうかご理解をお願いいたします。
※道の駅での運用におかれましても、スタンプ押印カードは不要です。
こちらから CQ を出すときは、必ず ” QSL 1WAY ” を送信しており、紙QSLカードには「当局への紙 QSL カードは発行不要です」と記述しています。この効果も加わり、最近では到着するカード数はかなり減少してきました。
ただ、CW 運用がほとんどの状況ですので、なかなか CW 交信の中で事情を説明して理解していただくのは難しいものがあります。

勝手なお願いとは承知しているのですが、いろいろ個人的な事情があり、紙 QSL カードの受領、保管、管理が困難になっています。
HamLog の h-QSL ( E-mailQSL ) を基本にさせていただいていますので、どうかご理解のうえ当局への紙 QSL カード発行は控えていただきますよう、重ねてお願いいたします。

LoTW , eQSL , ClubLog にも登録していますが、LoTW , ClubLog は DX 交信のみアップしています。eQSL につきましては、リクエストがありましたらログをアップしますので、H.P の問い合わせ頁か、@jarl.com でメールをいただければ対応します。

FT8のQSLカード

先日、YouTubeのライブ配信を見ていたら、ちょっと気になる意見が聞こえてきました。

JARLの現状、今後の課題について話し合われている討論会?の配信でした。
その中の一つの課題「QSLカードの転送」の中で、壇上のあるパネラーの方が、会場の人に「この中でFT8をされている人はいらっしゃいますか?」→あまり手をあげる人がいないようで...
「まだFT8をやったことがない人はいらっしゃいますか?」→数名の人が挙手したようで...
「はい、FT8はやらないでください!」と断言?されました。

議題が、増加するQSL転送枚数、転送にかかる経費、会員に転送されるまでの長い月日などの課題でした。FT8の交信によるQSLカード増加が、問題の一つの要因として考えられることは確かです。
ちなみに、私自身も個人的にFT8の運用を封印した時期がありました。やはり手元に届くQSLカードが一気に増加したためです。その流れからも、FT8の運用を制限することでQSLカードの単相枚数が減少することは、個人的にも理解、実感しています。

ただ、、、これを他の人に勧めるのはいかがでしょう???、、、少なくとも実際に実践したことがある者が聞いても、何か違和感を感じました。

FT8の運用自体は、小さい出力で簡単に交信できる手軽な運用手段として秀逸なモードだと思っています。確かに始めた当初は、これが交信なんだろうか? PCと無線機が勝手に交信しているだけでは? これで楽しいのか? など、いろいろ自問自答しながら運用していました。

JK1BGV を開局して、ちょうど 3年が経過しました。以前も紹介したとおり、コロナの緊急事態宣言対策?として、JA4TUJ の 1エリア運用のため開局したものですから、ほとんど固定のみでアクティブな運用ではありません。それでも、2023年 6月末時点で、8,644 QSOを数えています。全体のモード別の交信数を確認してみました。

比率的には、やはり CW が 68% を占めています。FT8 は 30% でした。他のモードもありますが、CW と FT8 二つのモードがほとんどの交信を占めていました。

東京(葛飾区)の運用環境は、集合住宅の8階でベランダに取り付けた約 3m ほどのアルミエレメントを ATU で整合させているだけですので、とても満足できるものではありません。特に CW 運用時は、よほどコンディションが良い時以外は、ノイズまみれの信号をなんとか聞き取っているような状態です。
逆にこのようなコンディションでも、FT8 であれば無線機と PC が勝手に?正確に送受信してくれます。都市部の劣悪な環境では FT8 のおかげで交信できることに感謝さえしています。

ただ、やはり問題は QSLカードの増加で、前述のパネラーの方の意見には同感できることは確かです。
最近は、FT8 の封印?は解禁しているのですが、CQ は出さず、HAMLOG の【JT-Get’s】機能を使って「h-QSLユーザ」を確認してその局をコールするようにしています。
ただし、これも FT8 独特の宿命なのか、交信後にすぐ別の局から呼ばれます。呼ばれたらやはり応答しますので、結局は紙 QSL カードの発行をせざるを得ない状況です。
CW 運用時も同じですが、こちらが呼ばれたときは紙 QSL カードには「 QSL:1WAY 」を明記していますが、このカードが相手局に届くのは 1年後?ですから結局はあまり意味のないお知らせになってしまっている感じです。

e-QSL、LoTW もアカウントは持っているのですが、個人的なポリシー?で、どちらも DX 交信だけアップしています。
仮に、JARL が何か電子的な証明手段、システム等を用意してくれていれば、迷わずそちらを使っていると思います。あるいは LoTW の運用を JARL も共同で運用してるのなら、会員として遠慮なく使っていると思います。
ちなみに、個人的には【JA4TUJ】で ARRL の会員になっていました。※現在は期限が切れていますが...
LoTW で DXCC も申請させてもらいましたので、使っている以上はせめてその使用料として ARRL 会費は納めておきたかったという趣旨でした。

話は長くなってしまいましたが、FT8 の運用を制限することなく、本来のQSL カードの課題は解決するべき必要があると考えています。
個人的な紙 QSL カードのポリシーはあらためて別の機会に書かせてもらいます。

いつになったら

今年も昨年に引き続き、夏の夜空を彩る花火を見ることはできませんでした。

個人的に、決して花火が大好き!というわけではないのですが、
「夏」=「花火」と代名詞のようなものですから、きっとDNAの奥深くに刻まれているのかもしれません。

JK1BGVも開局から1年が経ちました。これまで、2種類のQSLカードを発行してきましたが、そろそろ底をつきそうになったので、3種類目のQSLカードを作成しました。
上述の花火の話題に戻りますが、最初に作成したカードと同様、今回も花火をデザインにしました。

来年こそは、いっつもの夏に戻れることを願っています。