IC-7100 コントロール・ソフト

CQ誌2021年9月号に「IC-7300用コントロールソフトの開発」記事が掲載されていました。

“CI-V”コマンドを使ったPythonで作成したプログラムです。記事は【IC-7300】を対象に作成、説明されていますが、これをIC-7100に流用できないか?と思い、参考にさせていただきました。

以前、2020年11月号で「CI-Vコマンドを使ったCWキーヤーの制作」記事が掲載され、そちらもIC-7100で使わせていただきました。今回もそのときと同様に、設定値などを変更しました。主な修正点は以下のとおりです。

●バンドボタンの追加
 「144MHz」と「430MHz」ボタンの追加
 あと細かいのですが「1.8」を「1.9」に修正しました。CWしか使わないので、どうしても「1.9」のほうが違和感なく使えます。
●オプションボタンの設定
 「Option1」を個人的によく使う、VFOの「A/B」切り替えに設定
●CI-VのCWキーヤーを追加
 昨年のプログラムもPythonですので、このプログラムを今回のプログラムに追加/結合しました。

外観は上記のような感じです。

個人的には、ほとんどCW運用がメインなので、あまり他のモードを切り替えることはありません。
DX交信も少なくなり、ペディション局などをSPRITで呼ぶこともほとんどないため、VFO=AはCW運用、VFO=BはFT8運用と使いわけています。Option1はこのために追加しました。
ただ、バンドを切り替えるときはタッチ操作が2回になるので、以前からこういう機能が欲しいと思っていました。

現在は、コントローラ本体とPCの拡張モニタをラックに搭載していて、右の写真のような環境で運用しています。モニタの右下隅にプログラム画面を配置すると、ちょうどコントローラと上下に並ぶことになり、可視的にも操作性が向上します。

掲載記事にも書かれていますが、バンドスタッキングが機種によって異なるようで、原本のプラグラムのままでは、IC-7100には使うことができません。
このあたりは勉強(知識)不足で、未だ完成には至っていません。

TOKYO 2020

東京2020オリンピック、パラリンピックが終わりました。
熱い真夏の祭典にも関わらず、盛り上がりは今ひとつ?の世界イベントでした。
昨年から紆余曲折、賛否両論の中、開催を強行したことが本当に正解だったのか?
その結果が示されるのは、あともう少し(数年後?)たってから明確になるのかもしれません。

JARLも記念局を開設して、全国各地で記念局が運用されました。
JA1TOKYO
8J※OLYMPIC
8N※OLP

※は、0~9各エリア番号ですので、合計で21局になります。

この記念局との交信で「東京202 JARL記念アワード」を申請できます。
今回、以下のアワードを申請し先日郵送で受領しました。

【TOKYO 2020】
【TOKYO 2020 Japan】
【TOKYO 2020 Special】

各賞とも、手数料が500円ですので、4枚の合計2,000円でした。
ちょっと微妙な額ですが、1度限りのイベントですし、自身の記念として所持しておくことにしました。

CW AWARD 完成

CQ ham radio 編集部が発行している「Long Live CW Award “CW77″」モールス活性化アワードが完成しました。

基本アワードを 3月に申請して受領しました。
その後CW交信を重ねて、2,464 QSOを超えたので、アワードに貼る追加シールを申請しました。
基本アワード申請時に 1 枚受領していますので、今回の申請で 27 枚を受領し、合計 28 枚のシールを基本アワードに貼り付けました。

シールに「CW77」と書かれているので、きれいに平行になるよう気をつけながら貼っていきました。
なんとか規定の位置に貼り付けることができました。

コンテストのCW交信も有効ですし、今年はオリンピック記念局もCWで積極的にCQを出してくれましたので、比較的早期に完成することができました。

夏場のコンディションがあまりよくなかったように思いますが、ノイズに埋もれたCW信号を集中して聞くのも良い受信練習になりました。
JK1BGV では、まだ移動運用の実績はなく、あまり CQ を出すことがないのですが、今後もより多くの局と CW 交信を楽しめることを願っています。
みなさま、お相手よろしくお願いします。

いつになったら

今年も昨年に引き続き、夏の夜空を彩る花火を見ることはできませんでした。

個人的に、決して花火が大好き!というわけではないのですが、
「夏」=「花火」と代名詞のようなものですから、きっとDNAの奥深くに刻まれているのかもしれません。

JK1BGVも開局から1年が経ちました。これまで、2種類のQSLカードを発行してきましたが、そろそろ底をつきそうになったので、3種類目のQSLカードを作成しました。
上述の花火の話題に戻りますが、最初に作成したカードと同様、今回も花火をデザインにしました。

来年こそは、いっつもの夏に戻れることを願っています。