パドル分配アダプタ

先日、新たに追加したパドル【CW-T1】を無線機に接続するため、3つのパドルを並列で接続できるようにしました。

これまでは、2台のパドルをオーディオ分配ケーブルを使って無線機に接続していました。パドルをもう1台追加するには、3分岐の分配ケーブルがあれば良いのですが、なかなか良いものがみつかりませんでした。
そこで、3.5mmジャックを並列に接続して無線機と接続してみました。

3.5mmジャックは、秋月電子の「3.5mmステレオミニジャックDIP化キット」を使用しました。パドル接続用に片側に3つ、無線機接続用に片側に1つ、合計4つをユニバーサル基板に取り付けます。もちろん、DIP化キットではなくジャック単体を取り付けても良いのですが、余計な端子加工、基板の穴あけ等が必要なく、簡単にユニバーサル基板にセットできるという理由だけです。

4つのジャックのR,L,G端子、それぞれを配線します。はんだ付けした後は、導通、絶縁のテストを行い、正しく接続していることを確認します。今回は、ユニバーサル基板と同じサイズの「C基板用アクリルパネル(アクリル板) 2mm厚(スモーク)」を使用してカバーにしました。

JK1BGV固定運用では、BENCHER、GHDのパドルを使っていて、これにCW-T1が加わりました。各パドルを3つのジャックに接続して、アイソレートされていることを再確認します。
無線機側に接続して完成です。これで、3つのパドルをそのときの気分?に合わせて、使い分けることができます。

普段の交信では、主にGHDパドルを使っています。移動局で高速打鍵の局を呼ぶとき、コンテストのとき等はBENCHERが使いやすく感じています。

CW-T1は未だ使っていないのですが、やはり、ゆっくり打つときかなぁ...と思っています。

CW T-1

CQオーム社から発売されている小型ミニパドルです。

CQオームオリジナル
CW-T1 (ティーワン) 
CQオームオリジナルの新カテゴリーTOYパドル第一弾! 
A playful paddle for Morse lovers. 

予約販売で、年末に予約していたものですが、メールで販売案内がきたので早速注文しました。
とても迅速な対応で、注文して2日後に手元に届きました。

確かに「TOYパドル」とあるとおり、とても小さく軽い製品です。
まだ無線機につないで使用していませんが、遊び心がつまった一品になりそうです。

新しい安定化電源

無線機の電源を交換してみました。
と言っても、新品の製品ではなく既に製造、販売は終了している古いものです。

GS-3000S DIAMOND 13.8V固定で出力電圧の調整はできません。
定格電流は30Aとパネル前面に大きく表示されています。トランス方式で、筐体は小さめですが、ずっしりと重さを感じます。計量していませんが、10Kgは超えているかと...
現在の運用環境は狭小スペースなので、スイッチング電源の筐体も小さく軽い製品を使っていました。特に不具合、問題があったわけではないのですが、個人的に電源は「トランス式」にこだわりがあり、ネットのフリマサイトで出品されていたものを購入してみました。

古いものですから、正常な動作が期待できるかわかりません。
とりあえず、パネルを開けて中の状態を確認しました。想像どおり...大きなトランスが筐体の半分以上の空間を占有していました。確かに DC 30A の電流を許容するためは、この大きさは納得できます。AC100V からの変換出力は、19.5V のみ専用のトランスのようです。

中の基盤、各部品はそれなりの年代ものばかりです。トランジスタも今では見かけないものです。各基盤、部品間の配線は、空中配線?で接続されています。半田のクラックが想定されますが、私の技量でこの配線、結線を補修すると余計に不具合を生じさせそうなので、今回は触らず現状を維持することが賢明そうです。

詳しい回路等は理解していないので、ザッと見ただけですが目視で異常がみられるようなものはありません。コンデンサの経年劣化が気になるところですが、取り替えることができそうにありませんし、まずは使ってみることにします。

ネットで、送料込みで約 4,000円 で購入したものです。
実際に無線機を接続し、数日運用 ( CW , FT8 ) を行いましたが、今のところ特に問題なく普通に使用できています。
電源スイッチをONにするとき、ボワッという感じの音がします。トランスの変圧が起動したときの独特の音です。ノスタルジックを感じますが、電源というデリケートな部分の装置ですから、経年を考えると今後の使用には注意が必要です。

WK mini

以前にも投稿したのですが、WKUSBを愛用させてもらっています。WKUSB-SMTは移動用、WKUSB-liteは固定用で2台、ICを交換した後の古いVer.2の自作品、少し多過ぎる感?はありますが、それぞれの運用シーンで使い分けています。

先日、フリマサイトを見ていたら、 WKmini が出品されていました。現在販売されている製品は Rev B ですが、出品されていたのは古い Rev A バージョンでした。少し時間は経過していますが、自身の運用経験から特に問題はないと思いましたので、購入することにしました。


昨今の円安状況から、日本円に換算すると結構な値段になるのですが、今回は 4,000 円弱で購入することができました。

自作のPCインタフェースもありますので、早急に使用する予定はないのですが、筐体はスチール製で頑丈そうです。コンパクトで場所を選びませんので、固定でも移動でも活用できそうです。

CW運用ツールに追加し、使うことにします。

WinKeyer の自作

WinKeyer を導入してから10数年が経過しました。
移動用に WKUSB-SMT、固定でWKUSB-Lite(現在は販売していません)を2台使用しているので、合計で3台所持しています。
※下の写真は、2台のWKUSB-Liteの内の1台です。

当初購入したWKUSB-SMTはPICがVer.2のものでしたが、その後Ver.3にアップされたため、数年前、K1ELサイトからPICだけ購入し交換しました。
最近、移動で使用しているWKUSB-SMTのメッセージボタンが、少し硬いと言うか引っ掛かりがあるような感じで、時々操作ミスを起こすようになりました。
経年劣化なので仕方ないのですが、ボタンだけ交換するのも...と思って、この際新しいものを購入しようか...???と考えていました。
K1ELのH.Pを見ると【WKUSB-SMT】は、現在「$139」で販売されています。日本円に換算すると約20,000円になります。
この金額では、とても新しいものを買うという決断?には至りません。

新たに購入することはあきらめていたのですが、数年前に購入して交換したVer.3のPICの前に使っていた「Ver.2のPIC」をそのまま保管していたことを思い出し、これが利用できないか?と考えた次第です。

まずは、WK-USBの回路図を眺めてみたのですが、ページが3枚に分かれていて、何やら複雑に見えるだけでとても解読できそうにありません。
ネットで検索してみると、いろいろと各局も工夫してPICを活用した自作記事が出てきました。早速、各局のご努力に敬意を払いつつ参考にさせていただくことにしました。

WKUSB LITE版の回路図がみつかりましたので、まずはこちらを熟読?することにしました。出力ポートも1系統だけですし、シンプルな構成でわかりやすくなっています。
FT-232RL経由で、WKUSB-PICとパソコンがうまく通信できれば良いわけで、TXD,RXDがレバースで接続できればよさそうです。
回路図がPICのピン配列順になっていないので書き直してみました。

PIC#5ピンのRXD端子から4.7Kの抵抗を介してFT-232RLのTXDへ接続します。また、PIC#13ピンのMSG端子は、4.7Kの抵抗でVCCに接続します。

まずは、ブレッドボードにFT-232RLとWKUSB-PICを配置してプロットタイプを作ってみました。
パドルは接続せず、WKUSB-PIC#7ピンの KEY 出力にフォトカプラを介してテスト用のLEDを点滅させてみることにしました。

WKUSB-PICがVer.2ですから、【WK2MGR】をPCにインストールしてプロットタイプを接続します。COMポート番号を確認してアプリに設定後、「TestWK」をクリックすると、ファームウェアバージョンを表示して、ちゃんとWKUSBとして認識してくれました。このWKUSB-PICは以前、移動運用で使っていたものなので、「ReadWK」をクリックすると、そのとき設定していたメッセージが読み出されて表示されました。
それぞれのメッセージ「Test」をクリックすると、LEDが点滅します。どうやらWKUSBとして機能しているようです。
念のため、タクトスイッチをMessage1用に1つだけWKUSB-PIC#13ピンに接続しました。タクトスイッチを押下しても、ちゃんとLEDが点滅しています。

今回の試作には、FT-232RLとして手元に持っていた秋月電子のモジュールを使用しました。シリアル通信がうまくできれば、もっと安価なモジュールでも良さそうです。
この組み合わせで、あとはケーシングにどれだけ凝るか?でしょうが、それでも数千円で完成できそうです。