JTDX をインストールしました

これまでデジタルモードは、WSJT-Xを使っていました。

FT8 , FT4 最近はほとんど運用していませんが JT65 を WSJT-X を利用させてもらっています。今回、新しいコールサインでもデジタルモードを運用するため、WSJT-X のコールサインを変更して使っていました。
JA4TUJ で交信した局が、もちろん既 QSO 局で表示されることは認識していたのですが、やはり実際に運用してみると紛らわしいと言うか...ちょっと気になります。
複数コールサインで使い分ける方法もあることは理解していたのですが、どうしようか???迷った結果、もうひとつ別のソフト【 JTDX 】をつかってみることにしました。

JTDX の H.P からダウンロードします。
2020.9.4時点で「 V2.2.0 rc152 64-bit 」が掲載されていましたので、そちらをインストールしました。
ダウンロードしたインストーラを起動し、特に注意することもなく【 NEXT 】を押し続け、アッという間にインストールは完了しました。

アプリを起動すると、画面配置は違うものの、大体の機能ボタンは WSJT-X と同じことがわかります。JTDX も日本語表示化がサポートされていますので、まずは日本語表示に変更します。メニューバーの「言語選択」で日本語を選ぶと変更されます。

システムの設定は、「全般」「無線機」「オーディオ」と全く WSJT-X と同様に行いますので、特に問題なく設定できます。
早速、受信を開始し正常にデコードできていることを確認します。その後、CAT , PTT のテストを行い、無線機の ALC メータがオーバーしないよう出力レベルを調整しました。

まずは、CQ 局を呼んでみようと、WSJT-X と同じ感覚で CQ 局をダブルクリックしましたが...送信状態になりません。わざわざ「送信開始」を押さないといけないか???と思いながら、とりあえず QSO は完了しました。
ネットで検索して調べてみたら、「 AutoTX 」を ON にしておかないとクリックで送信に遷移しないようです。
あと、いろいろ微妙に異なることがありますが、その後 CQ を出してみながら WSJT-X との差異を確認しながら慣れていきました。

WSJT-X で運用するとき、HAMLOG へのデータ転送を【 JT_Linker 】を使わせてもらっていました。運用中にその場で HAMLOG にデータを確認しながら転送できますし、入力ミスもなく大変重宝しています。
JTDX でも、もちろん使わせてもらう必要がありますので、こちらも少し設定を追加しました。
Setup 画面を開き、JTDX の Log Data パスを追加するだけです。

ただ、この設定だけでは転送できませんでした。JTDX 側でも設定が必要です。
設定の「レポーティング」タブを開き、下方にある「主要な UDP サーバー」右側の 3 つのチェックボックスにチェックを入れます。

これで、いままでと同じように JTDX を使いながら、QSO 終了ごとに HAMLOG にデータを転送することができます。

まだまだ機能を理解できていませんし、便利な機能も使いきれていませんが、WSJT-X とは違った新鮮さを感じながら QSO を楽しませてもらっています。

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